日本メンタルヘルス ピアサポート専門員研修機構について
わが国において、1990年代から作業所や社会復帰施設で、ピアサポーターが活躍するようになりました。一方、アメリカやカナダでは1980年代から(認定)ピアスペシャリストとして、雇用ガイドラインや研修プログラムが開発されています。
平成23年度から平成26年度にかけて、日本の各種専門家・ピアスタッフがマジゾン(アメリカ)への視察やトレーニングマニュアルの和訳などと研修プログラムの開発・実施を行う中で、基盤となる組織・団体が必要となり、精神障がい者ピアサポート専門員研修企画委員会で議論の末、平成27年4月1日に、一般社団法人を設立する事と成りました。
一般社団法人日本メンタルヘルスピアサポート専門員研修機構は、各種専門職と協働して、「リカバリー」を支援できる精神障がい者ピアサポート専門員を育成する事を目的としています。
【目的・事業】
(1)精神障がい及びピアサポートに関する正しい知識及び情報の普及、啓発活動
(2)ピアサポート専門員の養成事業
(3)ピアサポート専門員養成者の育成事業
(4)ピアサポート専門員に関する認定、検定事業
(5)精神障がいに関する調査、研究事業
(6)専門員及び講師の派遣事業
(7)関連団体及び自治体等との情報交換、提携事業
(8)各種研修、講演、セミナー、勉強会等の企画、開催、運営
(9)精神障がいに関する教材、書籍、会報誌等の企画、制作、発行、販売
(10)その他当法人の目的達成のために必要な事業及び前各号に附帯又は関連する一切の事業
代表理事 小阪 和誠